ソフトウェア会社が作った戦略に、どこまで乗っかるか

今、私自身はマネーフォワードの公認メンバーに入っていて、TKC全国会にも入っています。

マネーフォワードという会計ソフトを使っている、というよりは、マネーフォワードの公認メンバーに入っているというのが正しいですね。

これは別に、お金を払えば両方とも入れます。

私自身は、事務所のインフラは今はTKCというところにお願いしています。

特にサービス内容の不満はあまりないです。

使いこなしているかどうかというのは別なんですけど。

目次

どちらもソフトウェアベンダー

マネーフォワードもTKCも、どちらもソフトウェアベンダーです。

なので、

「うちのソフトを使ってください」

「うちのサービスを使ってください」

というアプローチが強いです。

これは当然ですね。

多分、弥生会計だろうと、どこだろうと同じだと思います。

ソフトウェア会社としては、自社のソフトを使ってもらうことが事業です。

なので、そこでどういう営業戦略を取るか、どういうサービス戦略を取るか、どういう成功事例を見せるかというのは、当然あると思います。

TKCはセミナーが充実している

結構、TKCはセミナーが充実しています。

特に私みたいな開業初期の人間については、

こういう成功事例があります。

こういう失敗事例があります。

というのを、TKCに加入している税理士の方がセミナーで話してくれます。

これはありがたいです。

開業初期だと、そもそも他の事務所がどうやっているのかがわかりません。

営業の仕方。
顧問先の増やし方。
職員の育成。
業務の標準化。
ソフトの使い方。

そういう話を聞けるのは、勉強になります。

セミナーに出てくる成功事例

ただ、そこで出てくる方々というのは、当然ですが、TKCの考えた販売戦略、サービス戦略、職員育成戦略に則って行動したら成功しました、というのがセミナーの内容の概要になります。

これは悪い意味ではありません。

むしろ、それで成功している方がいるのであれば、それはひとつの再現性のある方法なのだと思います。

ただ、自分にそのまま当てはまるかどうかは、また別の話です。

TKCの仕組みを使って、組織として事務所を大きくしていく。

職員を採用して、教育して、役割分担をして、顧問先を増やしていく。

そういう事務所の形であれば、かなり参考になる部分は多いと思います。

マネーフォワードも情報発信はある

マネーフォワードの方も、こういったセミナー自体がないわけではないです。

セミナー動画を公開していたり、メルマガで情報が流れてきたりします。

マネーフォワードの場合は、クラウド会計をどう使うか、業務をどう効率化するか、顧問先にどう導入していくか、そういう文脈が強いように感じています。

これもこれで参考になります。

クラウド会計を使うことで、記帳や資料回収のやり方を変えていく。

データ連携を使って、なるべく手入力を減らす。

お客様にも入力や確認に参加してもらう。

そういう方向性は、私自身もかなり近いものを感じています。

私は一人税理士でいく

ただ、私自身は一人税理士です。

従業員も雇わないし、全部自分でやるというのを、今後の明確な立ち位置としてやっていきます。

そうなってくると、ソフトウェア会社が想定している成功パターンと、自分の目指している形が、必ずしも一致するとは限りません。

たとえば、職員を増やして、事務所を大きくして、顧問先をたくさん持つ。

それはそれで素晴らしいと思います。

ただ、私がやりたいのはそこではありません。

自分が見られる範囲で、お客様と直接やり取りをして、無理に大きくしすぎない。

そういう形を考えています。

ソフトウェア会社が作った戦略に、どこまで乗っかるか

今の悩みは、そこです。

ソフトウェア会社が作った販売戦略、営業戦略、経営戦略っていうものに乗っかって、どこまで通用するか。

ここを最近考えています。

もちろん、全部否定する必要はありません。

良いところは取り入れればいいです。

TKCの研修や事例から学べることもあります。

マネーフォワードのクラウド活用や効率化の考え方から学べることもあります。

ただ、それをそのまま自分の事務所に当てはめるのではなく、自分の立ち位置に合わせて取捨選択する必要があると思っています。

参考にはするけれど、飲み込まれない

ソフトウェア会社の提案は、参考になります。

ただ、当然ですが、相手にも売りたいものがあります。

うちのソフトを使ってください。
うちのサービスを使ってください。
このやり方で事務所を伸ばしましょう。

そういうメッセージが入っています。

それ自体は当たり前です。

だからこそ、受け取る側としては、自分の頭で考える必要があります。

自分はどういう事務所にしたいのか。

どこまで大きくしたいのか。

何を自分でやって、何をシステムに任せるのか。

お客様との距離感をどうしたいのか。

そこを考えずに乗っかってしまうと、自分がやりたい形からズレていく可能性があります。

一人税理士として、どう使うか

私の場合は、一人税理士として、どう使うかを考えたいです。

TKCも使う。

マネーフォワードも使う。

必要なら弥生会計も使う。

ただ、どこか一社の考え方に全部寄せるというよりは、自分の事務所の形に合わせて使いたいです。

ソフトウェア会社が作った販売戦略、営業戦略、経営戦略に乗っかる部分もある。

でも、全部は乗っからない。

参考にはするけれど、飲み込まれない。

そのくらいの距離感が、自分には合っているのかなと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次