質問に対してどこまで答えるかについて考えてみようと思います。
税務顧問という形で毎月の契約をしていただいている方については、質問回数については基本的には無制限です。
内容が複雑で難しいものについては、別途相談という形にはさせていただいています。
ただ、毎回の細々とした内容については、回数関係なく、メールしていただければメールで返す。
電話でその場で回答できれば、その場で回答する。
もっとも、私はもともと電話にすぐ出られないことも多いので、結局メールになるという可能性も大いにあります。
それでも、顧問の場合は当然、質問回数に制限はないという考え方です。
スポット申告の場合はどうするか
一方で、年一のいわゆるスポット申告書作成契約の方についてです。
この場合、質問って料金プランに入っていないんですよね。
申告書を作成する。
決算を組む。
必要な確認をする。
納税案内をする。
そういったところが契約の中心になります。
その中で質問が来たときに、ではこれはいくらです、と提示できればいいんですけど、なかなかですね、このレベルでお金もらうのもなんだかな、という気持ちになるような質問もあります。
ちょっとした確認。
軽い相談。
簡単に返せそうな内容。
そういうものに対して、毎回「これは有料です」と言うのも、少しやりにくいところがあります。
無尽蔵に答えると業務を圧迫する
ただ、そういうものに対して無尽蔵に受け答えをしていくと、自分の業務圧迫っていうものがどうしても出てしまいます。
一つ一つは小さくても、積み重なると時間を取られます。
確認して、調べて、文章にして、返信する。
簡単そうに見えても、意外と時間を使います。
しかも、その質問がその場で終わるとは限りません。
追加質問が来る。
別の論点が出る。
少しずつ相談範囲が広がっていく。
そうなると、スポット申告の料金の中でどこまで対応するのか、という問題が出てきます。
なので、どこかしら目途は立てなきゃなと思っています。
状況に陥らないと人間動けない
こういう料金プランを設定するっていうのは、本来であれば独立してすぐに考えればいいんだと思います。
ただ、結構こういう状況に陥らないと人間動けないもので。
今、さあどうしようかなっていうのを考えているところです。
年一の方向けに、質問用の料金プランを考える。
あんまり高すぎてもいけないです。
かといって安すぎると、私が辛くなります。
ここをどうしようかなというのを、今ちょっと考えています。
質問していただくこと自体は問題ない
全然、質問していただくことには構わないです。
私も可能な限りで回答しようと思っています。
むしろ、わからないまま進められるよりは、聞いていただいた方がいいこともあります。
税務や会計は、ちょっとした判断で後から影響が出ることもあります。
なので、質問そのものを避けたいわけではありません。
ただ、質問対応にも時間はかかります。
そこに価値がある以上、どこまでを無料で対応して、どこからを有料にするのか。
そこは考えないといけないのかなと思っています。
顧問契約していただいている方との差
もう一つ大きいのが、顧問契約していただいている方との差です。
年一の方からの質問にどんどん答えていくと、スポット申告の方と、顧問契約していただいている方とのサービス面での差がなくなってきてしまいます。
そうすると、料金面での開きを設定している理由がなくなってきてしまいます。
これは、顧問契約していただいている方に対する申し訳なさがあります。
毎月料金を払っていただいている方には、いつでも相談できるという安心感があります。
一方で、年一の方は、申告の時だけの契約です。
そこを同じようにしてしまうと、やっぱりバランスが悪くなります。
料金設計は自分を守るためでもある
料金設計というと、どうしてもお金をいただく話になります。
ただ、自分を守るためでもあります。
そして、顧問のお客様とのバランスを守るためでもあります。
無料で何でも答えることが親切とは限りません。
最初はよくても、続けていくうちに自分が苦しくなります。
自分が苦しくなると、対応の質も落ちます。
そうなると、結果的にお客様にもよくないです。
だから、どこまで答えるか。
どこから別料金にするか。
そこを最初からある程度決めておく必要があるのかなと思っています。
どこかで線引きは必要
スポット申告の方から質問が来たときに、全部断るつもりはありません。
簡単に答えられることは答えます。
ただ、継続的な相談になるもの。
判断に時間がかかるもの。
資料確認が必要なもの。
今後の方針設計に関わるもの。
そういったものについては、別途相談という形にした方がいいのかなと思っています。
質問に対してどこまで答えるか。
これは、独立して仕事をしていく中で、ちゃんと考えないといけないテーマですね。
顧問契約の方。
スポット申告の方。
それぞれの契約の意味を守りながら、無理なく続けられる形を作っていきたいと思います。
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